
高学歴なのに仕事できない人っているよな、、、仕事に学歴って関係ないんじゃない?
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、最終学歴「中卒」。2回の転職(いずれも正社員)を経て、大手企業に入社し、その後独立。現在では個人事業主として、アパレルのコンサルで、生計を立てています。
結論、高学歴なのに、仕事ができない人はいます。
特に2社目の大手にいた時に強く感じましたね。
決して高学歴に対するひがみではなく、自分より高学歴の人よりも高い社内評価を頂いたことからも、事実と言えます。
他にも、学歴だけが上というだけで、マウントを取られた経験はないでしょうか?
なんだかなあという気持ちになりますよね、、、
そこで本記事では「仕事に学歴は関係ない3つの事実」について実際の体験をベースにお話していきます。
記事の後半では、『仕事をしていく上で重要な3つのコト』についてもお話しますね。
それでは始めていきましょう。
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仕事に学歴は関係ない3つの事実

早速ですが、結論、仕事において学歴は一切関係ありません。
大手企業で働いていた自分の経験からの3つの事実は下記になります。
- 大企業に勤める高学歴でも仕事ができない人はいる
- 大企業に勤める低学歴でも仕事ができる人はいる
- 高学歴でもニート・フリーター・派遣はたくさんいる
それでは一つ一つ解説していきます。
大企業に勤める高学歴でも仕事ができない人はいる
そもそも仕事ができない人の定義です。
- 言われたことしかやらない
- グチばかり言って提案をしない
- 会社の目標に対してコミットしない
- 仕事を覚えられない(覚える気がない)
- よりよくしていこうという姿勢が見られない
ここに学歴ってあまり関係ないんですよね。
高学歴であろうが、こういうことが当てはまる人はいます。
こんな人いるなあと、誰しもが心当たりあるのではないでしょうか。
大手企業だろうが高学歴だろうが一緒です
自分は大手企業に7年いました。
大手企業だけあって、高学歴な人は大勢いたんですね。
かたや、自分は学歴もなく、中途で試験を受けて正社員採用となった身。
今でこそそんなことはないですが、やはり若い頃は高学歴の人たちと方を並べて仕事をすることに、恐縮していたりもしていました。
ただ、仕事をしていくうちに分かってくるんですね。
「あれ、高学歴でもあまり仕事できるできないは、関係ないのではなかろうか」と。
つまり大事なのはやる気であったり、日々のあり方ということで、仕事に学歴は関係ないと言えますね。
>> 【体験談】中卒でも大企業へ就職することはできます【狙うべき3つの枠】
大企業に勤める低学歴でも仕事ができる人はいる
その逆で大手企業に勤める低学歴でも仕事ができる人はたくさんいました。
現場で働いていた高卒の男性がいたのですが、仕事に対してすごく積極的だったんですね。
- 自ら率先して業務に当たる
- 分からないことはすぐに質問する
- 自分のものにしようと一生懸命になる
- 改善したいことがあれば提案してくる
- コミュニケーションを自ら進んで取る
このように分からないことがありながらも、食いついていき、何とか目標を達成しようとするんです。
実際に彼は、社内でも正当に評価され、大卒よりも早く出世をしていきました。
もちろん勤める会社によるところもありますが、仕事の成果であったり、評価に学歴が関係ない好例と言えますよね。
高学歴でもニート・フリーター・派遣はたくさんいる
高学歴でもニート・フリーター・派遣はたくさんいます。
まずはニートから見ていきましょう。
高学歴ニートの割合が年々増えている
2012年は高学歴と呼ばれる大卒・大学院卒のニートの割合は、14.6%。
中卒・高卒のニートの割合は減少、もしくは横ばい。
短大・専門卒、大学・大学院卒の割合は年々増えています。
中卒より高学歴な短大・専門卒、大学・大学院卒の割合を合計すると、2012年度で27.7%がニートと、中卒ニートの割合を超えてますよね。
このような事実からも、高学歴と言えど、そもそも労働意欲がない方がいるのが分かります。
低学歴でも仕事を続けているほうが、高学歴ニートより仕事ができるようになっているのは明白ですね。
フリーター・派遣はどうなの
高学歴でもフリーターや派遣の人もいました。
国立大学とか出てる方も普通にいましたよ。
ただ、残念なことに、
- いつまでも応用ができないでいる
- 10分で終わる資料に約1時間ほどかけてしまう
- メモを取っているが活かせていない(メモ取った風)
このような方もたくさんいました。
もちろん難関大学を出ているだけあってマジメですし、おそらく勉強もできるのでしょう。
いくら学校の勉強ができたところで、仕事で必要なスキルはまた違うということですね。
高学歴でもこのような方もいるので、高学歴vs低学歴の争いは無駄だということが分かります。
仕事に学歴は関係ないけどメリットはある

以上のことから、仕事に学歴は関係ないのは分かりましたが、いわゆるいい学歴を取得しておくメリットもあります。
下記に挙げたメリットは高学歴の大きなメリットですね。
- 選択の幅が広がる
- 社会的信用度が高い
- 生涯年収が高い傾向にある
高学歴だと選択の幅が広がる
高学歴だと選択の幅が広がります。
選択の幅が広がるとは、資格が取れる範囲が広がる、就職先を選べる幅が広がるということ。
例えば大卒であれば、求人の条件に大卒以上とあっても応募できるわけです。
当たり前ですが、中卒だとそもそも応募資格がありません。
特に大手企業は『学歴フィルター』といったものがあることからも分かるように、学歴重視の傾向がまだまだ見られます。
中卒だと大手に入りにくい要因は、こんなところにもありますね。
つまり、高学歴であるということは、職業の選択の幅が広がるということになります。
高学歴は会的信用度が高い
学歴は、その人の社会的な信用度を図るための、基準の1つとなっています。
一般的に知られた大学ほど大学名が一つの保証となって、社会的信用は得やすくなります。
『東京大学』『早稲田大学』なんて聞くと、「おおっ!」となりますよね。。。
しかしながら、その人が本当に信用できるかというのは、学歴と関係はほとんどありません。
高学歴の人でも犯罪をおかして、逮捕されたりしていますよね。
ただ、相手を判断するためには、なにかしらの客観的なものさしが必要に。
そこで、社会的にも認められている学歴が使われているのという事実もあります。
高学歴ほど生涯年収が高い傾向にある
- 中学卒:248.7万円
- 高校卒:266.1万円
- 高専・短大卒:281.2万円
- 大学・大学院卒:371.6万円
- 学歴計:306.2万円
上記が平成30年時点の、学歴別の平均年収です。
中卒と大卒では平均年収で、約123万円も開いちゃってますよね。
このように学歴が高いというだけで、年収の差は広がり、平均ではありますが、結果的に高学歴の方が生涯的にお金を稼ぐことができるわけです。
仕事に学歴は関係ない。大事な3つのコト。

仕事に学歴は関係ないけど、いい学歴を取得しておくメリットまで説明しました。
最後に自信の経験から、仕事において重要かつ今すぐにできることを3つお話しします。
- 素直であること
- コミュニケーション能力
- 何事も全力で取り組むこと
仕事において大事なことその①:素直であること
まず何より、素直であること。
素直であると、上司・同僚からも信頼を得ることができます。
例えば、新入社員と入社したあなたに、先輩が仕事を教えてくれますよね。
そのような時は、素直に指示に従った通り、言われたことをやりましょう。
教えるたびに否定的な対応をしているようであれば、だれもあなたと関わりたくなくなっちゃいますよね。
- 言い訳をしてしまう
- 否定から入ってしまう
- やる前から文句をいう
これらが、素直とは言えないことの一例ですね。
素直であることの重要性
先輩:これはこの手順でやるといいよ
あなた:分かりました
先輩:これはこの手順でやるといいよ
あなた:自分はこの手順でやったほうがいいと思います
悪い例のような対応をしていたら、先輩も教える気がなくなっちゃいますよね。
もし自分が教える立場だったとして、後輩がいちいち否定的な態度を取ってきたらイヤになってくると思います。。。
つまり、『素直である』ということが信頼を得るための行動になってくるわけです。
信頼は仕事を任されたり、出世の近道になったりとメリットしかないので、意識していきましょう。
>>【簡単】中卒でも出世できた7つの方法【年収ぶち上げていこう!】
仕事において大事なことその②:コミュニケーション能力
こちらも重要な点。『コミュニケーション能力』ですね。
ちょっと『コミュニケーション能力』だけですと、ふわっとしていますが、主に下記のことを指します。
- 話を聞く力
- 言葉で伝える力
- 周りと協調する力
ほとんどの仕事というのは『チーム』で行います。
独立していようが、フリーランスだろうが、全ての仕事を一人で完結させるということはありません。
仕事をしていく上で、うまく物事が伝えられない、チームメンバーと協力できないということは、仕事をしていく上でかなり困難になってくるでしょう。
コミュニケーションを高めるポイントは、『相手に思いやりの気持ちをもつ』ということ。
もしコミュニケーション能力がないと悩んでいるようでしたら、上記のことを意識してみてください。
仕事において大事なことその③:何事も全力で取り組むこと
何事においても全力で、熱く取り組んでいきましょう。
体育会系を推奨しているわけでもありませんが、、、
何事においても本気で取り組む人のメリットが下記。
- 周りが応援してくれる
- あの人のようになろうと思われる
- 失敗してもまた頑張ろうと支えられる
目標に対して、全力で取り組んでいるひとは単純にカッコイイです。
努力している姿は、周りからの評価も高く、失敗してもまた頑張ろうと手を差し伸べてくれます。
逆に冷めた態度だと評価は低い
逆に何をするにしても、手を抜いていたり、冷めた態度で接していると評価は低くなってしまいます。
態度悪いな、と思われてしまっても仕方ないですよね。
失敗しても、しっかりやらないからだ、手を抜いているからだ、なんてことになりかねないので、物事に対しては全力で取り組んでいきましょう。
仕事に学歴は関係ない3つの事実:まとめ

以上、『仕事に学歴に関係はない』ということと、『仕事をしていく上で大事な3つのコト』についてお話していきました。
それではまとめていきます。
- 勉強ができるからといって仕事ができるとは限らない
- しかしながらいい学歴を取得するメリットも大きい
- 素直な気持ちで全力に仕事に取り組むべき
こんな感じでしょうか。
特に自分が言いたいのは、学歴にコンプレックスを強く持ちすぎないでほしいということ。
実際に自分も中卒ですが、大企業に入ることもできました。
重要なのは今の自分の状況を把握して、どんな行動をしていくか。
自分の行動次第で、未来はどうとでも変えることはできます。
低学歴だからといって卑屈にならず、全力で仕事に取り組んでいきましょう。
必ず見てくれている人はいます。
ただ、頑張っても頑張っても一切評価してくれないような、会社であれば転職も視野に入れましょう。
転職エージェントであれば、そのような相談にも親身になって対応してくれます。
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今回は以上です。
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